※下記のコメントはあくまでも個人的見解に基づくものです。
■総括 (※中国大連に進出する場合)
・1~2年後を目処に進出が望ましい
・中国に日本人による管理者の設置が必須である
・中国人による現地責任者の設置が必須である
・生活に必需なインフラは安いが、嗜好品は高い
・ソフトウェア開発の品質レベルは高くない=経験不足
・為替の相場に不均衡さを感じる、日本が損している
■環境
○生活環境
日本人と中国人は一見して分かるので、十分注意を払う必要があるが、日常生活においては問題なし。夜間の繁華街なども安全。但し、暗がり、袋小路などへ立ち寄らない方が無難。一般の中国人と同じ生活であれば問題なし。
○衛生環境
食生活上問題なし。手洗いの慣習がないかも。飲食店は非衛生的であるが、露店で無ければ問題が無いように思われる。ウォッシュレットトイレなどは国民性からして不要と思われる。
○居住環境
ほとんどが集合住宅タイプで古い。ネット回線の敷設はあり得ないと思う。あったとしてもADSLだが、国土の広さからしてこちらも期待薄。ダイヤルアップもあれば良い方だろう。マンション戸建ての建築ラッシュで、こちらは対応しているのだろうか。
○ビジネス環境
インターネット回線容量及び電力不足を感じる。ホテルではADSL回線を多人数で使用している感じ。とにかく接続料金が高い。ホテルでは30分30元。1日80元と表記があったが、しっかりと30分単位で課金されていた。電気は高い?らしく、節電している店を多く見かけた。閉店しているようで、実は開業しているところもあった。
○交通
移動の交通手段がバス、タクシー等に限定される。ビジネスパーク等ビジネス街から離れている地域においてはかなり不便。レンタカー等のビジネスは存在しないらしい。あったとしても運転はかなり危険。車間距離もすれすれで運行している。人と車が同じところを横断していて、人の横断及び交差点には注意を要する。車は止まらずに突っ込んで来るので路上が一番危険。視察の間も至る所で追突・接触事故を目撃した。
○バス
路線をマスターすれば、どこにでも1元で行ける。行き先案内、停止ボタン等の配慮はない。各駅停車なので、最寄駅にて下車する。バス停にある行き先案内板はもちろん中国語なので、中国語の地図購入があると便利。日本語と中国語の表記が違うので、注意が必要。停車駅は路地などのブロック表示が多い。各停車駅の車間距離が長いので、下車時に注意が必要。
■物価
国策による為替相場管理のため、日本人が生活していくためには、日本国内にて購入する価格となんら変わらない。
○生活
1食10元もあれば足りる
食品関係は非常に安い、外資系飲食店は日本と同額
衣料品の価格は日本と変わらない
○ビジネス
日本語が出来る人の人件費は高く、日本の地方都市と何ら変わらない
■金融
人民元は全て当局の管理下にあり、自由に出し入れ出来ない。但し、許可がおりれば、24時間以内の引き出しが可能。
○銀行 法人
・中国指定の銀行に口座開設する必要がある。国内銀行を通じて資本金の移動は出来ない。
・中国国内の資金移動は原則出来ない。国の許可の元、他省にて資金を引き出せる
○銀行 個人
・原則自由。法人のようなきつい縛りは無いが、両替については管理下に置かれている。
■その他
○大学
大連は国策にて、各大学にソフトウェア開発の学部を設置している。なので、外語大学なのにソフトウェア学部が突然として存在する。日本のODAにて日本語を教育する学部もあり、毎年4000人?卒業しているらしい。
○日本語と中国語
街中では日本語どころか、英語も通じない。教育文化の低さを感じる。百貨店、飲食店では筆談するも、中国語の漢字が変化しており、通じないケースがある。筆談は昔の話しだと思う。街中の中華料理店ではお茶を頼んだらビールが出てきた。(しょうがないので昼間からビールを飲む)
○ホテル
ホテルで英語も通じないのにはストレスを感じた。五つ星ホテルとのことらしいが、どう良く見てもサービスレベルは三つ星以下。日本の安価なビジネスホテルの方がサービスの質は高い。ホテル内は国策もあって、日本と物価はほぼ同じ。価格が同じでサービスが低いと不満を感じる。
あと、不用意に部屋へホテルマンが何度も入ってくる。あり得ない。プライバシーの配慮という感覚は無いらしい。
○コーヒー
コーヒーを飲むのはオススメできない。別な飲み物。五つ星ホテルで注文しても不味い。アイスコーヒーで44元はぼったくりを感じる。ちなみにメニュー表示は24元。どうしたら、請求時に倍になるのか理解不能。だが、請求書にはしっかりとアイスコーヒーで44元とある。日本人はよほど嫌われているのか、どこに行っても別料金なので、注意が必要。サービス料15%は遙かに超えている。
繁華街にて珈琲館を見つけたので入って、カプチーノを注文したが、味は中国アレンジ?だった。スターバックスがあったので、勇んで行ってみたが工事中であった。色々な中国版コーヒーを飲んだ後だったので、大連でスターバックスの味が受けるのか心配だ。
○紅茶
コーヒーに懲りたので、紅茶を注文してみた。中国茶と同じ茶葉系だからか味はそのままで、こちらは普通に飲める。
○203高地
かの有名な203高地に案内されて行ってきた。周りは木が茂っており、昔の面影は無い模様。旅順は軍港なので許可が無いと入れないとのこと。役人の引率にて観光。引率というよりも監視されていた感じがした。前に203高地にある慰霊碑に献花した日本人がいたらしく、それ以来立ち入り禁止になったとのこと。だけど、露店の人たちはみんな日本語が得意で、群がって来る。本当に日本人は来ていないのか不思議。誰が買うのか、203高地の高地には露天商がたくさんいて、これだけの人たちが生活して行っているのが不思議に感じた。ちなみに日本軍が立てた記念碑の横の解説文には、その戦争と記念碑の建立が日本の悪行の証として説明があった。
○旅順
大連で働く日本人がビザを取得する際には旅順に立ち入らないという書類に署名をさせられるとのこと。移動の車中から見える軍港には軍船が停泊していたが、普通の人は署名しなくても見に行かないだろうと思う。
○大学生
大学も視察。全寮制ということで、数万人が居住しているとのことで、一つの街になっていた。全員ノートパソコンを保持していて、Eラーニングはあたり前とのこと。たしかにネット環境を考えると全寮制しか無いかも。
最近のコメント