下記は2005年の夏に書いたものですが、内容に対して議論が分かれるところだと思い、掲載までに時間を空けてしまいました。読み返しても問題が無いと思ったのと、暮れに村上さんご本人を見かけることがあり、その立ち振る舞いを拝見し、やはり掲載しようと思った次第です。
---
今日のニホンにおいて、村上ファンドはお国のためになっていると私は考えています。こんなことを言うと、買収対象になった経営者からは反感を買うと思いますが、あえて声高に言いたいと今回の件を通じて感じました。
お国のためにという言い方をするとと、右翼ではないかと思う人もいると思いますが、私は常に中立で客観視して「よのなか」を見るようにしています。日本人として、日本に生まれた以上、我が家を大事にしたいという想いでしかありません。生まれは変えたくとも変えられないのです。だとすれば、少しでも良くするしかありません。その手段が私にとってはワイズノットであり、経営というやり方になっています。(ワイズノットは雇用の拡大と税金・年金を納めることで国家に貢献していると言えます。まだまだ多いとは言えませんが。)
村上さんの手法の是非はありますが、彼のとっているやり方及びマスコミに対する接し方は非常にスマートであると思います。一部誤解を生んでいるという点においては、非常にもったいないと思います。(最近は一部の誤解ではなくなっているように思いますが。。。)その点においてはスマートではないなぁと思っています。
村上さんは余計なことを言わないという点においては、私情を排していると思う次第です。その分、村上さん自身において、周りの勝手な評価および○○な人だという点において損していると思いますが、村上さんの立場にたった場合、私を捨てているという点においては非常に評価されるべき方であると思う次第です。私ごときが論じるということは先般のブログで書きました通り、おこがましいのですが、誰もそういうことを言う人がいないので、代弁しようかと思った次第です。
日本国民の大多数が知らない事実として、2年後には外資系企業も株式交換にて企業買収できる時代になります。そうした時には村上ファンドどころではありません。黒船のようなインパクトが非常にある訳です。日本も馬鹿ではありませんので、時限処置を執りつつ移行しているのですが、未だにそのインパクトの意味が浸透していない状況です。古来、日本人の特性として、喉元過ぎれば暑さを忘れるという国民性ですので、当事者にならないかぎり、重たい腰があがらないという文化になったのであろうかと思います。図らずも株式市場も活況を呈し、日本の価値が高まっていることは企業防衛対策になっていると思います。
今の日本は村上ファンドという名の下に、2年後の予行演習をしているんだという気概であってほしい思います。
余談ではありますが、投資原資がファンドである以上、株式を恒常的に持ち続けるということはあまり考えられないことであるので、そのファンドの運用期間までに企業価値の増大をはかることが重要であり、経営者がもっとも心配すべきことは、取得株式数が多いことは売却されて株式市場へ出回る株式数の多さであり、マーケットへのインパクトが大きいこと。やはり、それまでに個人投資家をはじめとした株主対策が重要だと思います。
そう考えるとやはり企業経営の基本は株主対策=きちんとした経営というところでしょうか。
コメント