2006年09月06日発売の『ダカーポ』No.591(マガジンハウス)に出ています。
『「堀江・村上」後のビジネス戦略』という時事的なテーマでインタビューを受けました。実際のところ、それを意識して経営したことがなく、後だから変わったということは全く無いのですが、コツコツと地道(地味)に会社を大きくしてきたところが受けているのかもしれません。
ワイズノットの場合は資本金500万からのスタートでしたし、事業成長までに時間が必要なビジネスだと思ったので、2000年から創業しましたが、その事業が成功するまでには、どれくらいの時間と投資が必要なのかで経営の仕方は変わるものだと思います。
その時間を買うのが資金(増資などの資金調達)ですし、それによってスピードを上げることが可能になります。調達した資金を何に投資するのかで議論になるのだと思いますが、資金調達時に「これこれに投資する」と決めて集めているのであれば問題が無いように思います。投資するものをいかに明確に出来るのかが重要なのだと思います。
必要以上にお金があるとお金が遊び始めるので、違うことに投資してしまいがちになりますので、自戒が必要だと思います。そのためには事業目標(ビジョン)を明確にしておけば途中で迷わないものだと思います。コンパスとしてのビジョンであり、夢(志)ですが、そこに事業計画という地図があれば迷うことはないと思います。
業界によって事業構造が変わりますし、投資が必要なビジネスとそうでないビジネスもあります。また、経営観は人それぞれなので、色々な考え方があって良いと思います。
会社は誰のものなのかという議論がありましたが、ビジョン(やりたいこと)に共感してもらい、その会社に資金が集まっているのであれば、それを実現するために邁進している゛社員゛とその実現に必要な資金を提供する゛株主゛と、そのサービスを購入する゛顧客゛と、やはり三者なのかなぁと。(だから経営理念に据えている「三方満足」が重要です)いわゆるステークホルダーになってしまいますが、これらのバランスをいかにとってゆくのかが経営であって、それの責任者が社長なので、社長のやりたいことが実は一番最後に実現するんだよなぁと思っています。
このところを勘違いしてしまって、社長の公私の私を優先すると経営はおかしくなると思っています。それは的確な判断が出来なくなるからなのですが、常に自身に厳しくあるというのは大変なことだなぁと思います。なぜなら、社長に夢(志)があって創業というパワーになっているのですが、それを実現する時にいかにバランスをとるのかが難しいからです。バランスをとるためには実力を知るということから始まりますが、地に足を付けて進めば必ず成功するのではないかと思っています。やはり王道しかないという感じです。そこには派手さはないですが、強いですよね。
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